日仏公法セミナーは、日本とフランスの公法学者が集まり、両国の法制度に関してお互いの知識をよりよく広めて行くこと、若手研究者に開かれた場を提供すること、現代の公法の諸問題について比較研究を行うことを目的として、1997年のフランスにおける日本年の一企画として第1回が開催されました。
以後、数年に一度の割合で、日仏交互に開催され、最近のセミナーのテーマは「公法における法的概念の移動」(2012)、「新しい法源について」(2015)、「<揺れる民意>とシステムとしての現代民主主義」(2018)などでした。2022年は「激変する社会と向き合う『法治国家』」をテーマとして、2022年6月24日から26日の3日間、東京大学、立正大学、明治大学において、そのプレ企画が2022年2月21日にオンラインで行われます。
【日 時】 2022年2月21日(月)17時〜20時30分(フランス9 時〜12時30分)
【開催方法】 オンライン方式(Zoom)
【使用言語】 日仏語(通訳付き)
【プログラム】
挨拶 大村敦志(日仏法学会会長)、村上一博(明治大学法学部長)
主報告 ジャン=マリ・ポンティエ(エックス=マルセイユ大学名誉教授)
「パンデミックと法治国家」
コメント的報告
-日本法の視点からのコメント 大津浩(明治大学教授)
-もう一つのフランス法からのコメント ピエール・ブリュネ(パリ第 1 大学教授)
質疑・討論
総括報告 ジュリアン・ブドン(パリ・サクレー大学教授)
閉会挨拶 長谷川憲(日仏公法セミナー、工学院大学)
【参加申込】 長谷川憲 kyotu27@aol.com
大津浩 hiotsu@meiji.ac.jp (※主に明治大学関係者の申し込み先)