フォールディング・コスモス(内包する小宇宙)は、方舟をエレメントとした最小限の床の間で構成した空間と、アーティストの作品とともに世界を旅するプロジェクトで、生涯旅を続けた幕末の探検家、松浦武四郎の最後の住まいである一畳の書斎「一畳敷」をモティーフに、世界の人々と一期一会の「対話」の場である茶席を取り入れ、ものをつくること、創造することで、日本独自の文化と世界感、つまり方舟の中に秘められた小宇宙を世界の人々と共有していく試みです。
ル・コルビュジエが南仏に残した「カップ・マルタンの休暇小屋」との「最小空間」および「最後の場所-終の住処」という共通点から、2015年ル・コルビュビエ没後50年記念の一環としてサヴォア邸で、3年後の2018年には武四郎生誕200年の一環として、ル・コルビジュエが両親のために建てた最小住宅の名作「小さな家 ~ レ・ラック邸」で長期開催されました。
そのサヴォア邸での展覧会以降コラボレーションが続いているフランス人アーティスト、カリン・ギムバードの作品とフォールディング・コスモスの記録写真とともに展示する 「ボイスパス」が開催されます。
2020年10月3日(土)~10月20日(火)11:00-18:30 ※水・第3火曜休
CONDE HOUSE 京都
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