シンフォニエッタ静岡 第60回定期公演
ブルターニュの魂
日時:2020年2月28日(金)19時開演
会場:紀尾井ホール
指揮:中原朋哉
演奏:シンフォニエッタ静岡
曲目:クラース「こどもの心」/ラドミロー交響詩「ラ・ブリエール」(東京初演)/ロパルツ「交響曲第5番」(日本初演)
Jean Cras(1879-1932)「こどもの心」
ブルターニュの民謡ではないものの、フランス民謡の Frere Jacques が織り込まれている。クラースの3人の娘のために作曲された。
Paul Ladmirault(1877-1944)交響詩「ラ・ブリエール」
シャトーブリアン著『荒地(La Brière)』 を映画化(無声映画)した際に付けられた音楽(約60分)で、後に演奏会用に約25分の組曲に編集。ナント郊外のラ・ブリエールが舞台となっている。ブルターニュの民謡が取り入れられているほか、風景を描写した音楽が聞かれる。
ギィ・ロパルツ(1864-1955)交響曲第5番
交響曲第1番が「ブルターニュの合唱で(Sur un choral Breton)」というサブタイトルを持つなど、ブルターニュの民謡が織り込まれているが、晩年に作曲された交響曲第5番ではより自然な形で交響曲に取り込まれている。