国立セーヴル磁器製陶所&ミュージアム-文化遺産と創造の場として
パリとヴェルサイユの間に位置するセーヴルは、文化遺産と創造の中心地です。18世紀操業のセーヴル磁器製陶所と、19世紀にアレクサンドル・ブロンニャールによって設立された国立陶磁器美術館が一体となった公共施設です。
製陶所は、色と形を創り出す唯一無二の場であり、優れた技術が世代から世代へと受け継がれています。招聘アーティストから刺激を受け、最も大胆な磁器作品がここで誕生します。セーヴルに招待されたアート、デザイン、ファッション、建築の分野のシグネチャーたちは、セーヴル磁器の品質と繊細さ、そして無限の色のバリエーションに魅了されます。
ミュージアムは、製陶所の職人、デザイナー、コレクターのための尽きることのないインスピレーションの源となっています。このようなユニークな施設は、火の芸術に特化した最初の美術館となっています。世界中のあらゆる時代の陶磁器(陶器、土器、石器、セーヴルやその他の地域の磁器など)が保存・展示されており、訪れる人を旅と交流へと誘います。
国立セーヴル磁器製陶所&ミュージアムでは、彫刻、装飾美術、食器、家具、オブジェ、デザイングッズなど、高貴かつ耐久性のある素材でもある陶磁器をいろいろな形で販売しています。ここでのユニークな企画、展覧会、コレクション、磁器製作ワークショップをみれば、現代に作品を生み出すこと、そして世界へ開かれていることが前面に掲げられていることが見てとれます。